2010年10月アーカイブ

うらやましい・・「新・羽田」

32年ぶりに国際線の定期就航が再開された羽田国際空港・・

いいなぁ、いいなぁ・・ うらやましい (>_<)

 

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  一度、早い目に新しい「国際線ターミナル」に行ってみたいものです。。

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骨移植の実習セミナー

 

今日は朝から梅田にて、AQBインプラントの指導医である津山先生の実習セミナーがありました。

 

インプラント手術の際に、患者さんの骨が足らない場合が結構あるのですけど、そんな時の「不足分」を下顎の後ろの方から取ってきて、足らないところに補ってあげる方法です。

ある種の「自家骨移植」ですが、我々開業医は出来るだけ患者さんのダメージを少なくしなければなりません。

 

「足らない骨」はいろんなところから取ってこれるのですけど、最近はなるだけハナシを大げさ、にしないように・・と言うのが流行りです。

今でも一部の歯科医師は、アゴの先端部分(おとがい)のあたりから骨を採取する術式を続けている人もいるらしいけど、わたしはイヤやなぁ、と思います。

だって、自分がされたら・・・・ふむっ、 やっぱしお断りします(キッパリ)。  (ーー;)

 

でも、今日のはできるだけ痛くない、腫れない・・いろんな細かいテクニックのお話でした。

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夏の思い出

猛暑に苦しんだ夏も過ぎ去り、めっきり秋らしくなってきました。

 

パソコンの写真を整理していたら、こんなのが出てきました。

今年の7月頃に東京まで出かけたときにヒコーキの窓から写した写真。

いやぁぁ~~、ほんとにお歌の歌詞の通り・・・♪♪ アタマを雲の上に出ぁしぃ~~♪

そのまんまの一枚、でした。

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インプラント治療を行うために

今では駅の看板やインターネットのホームページ上で沢山の歯科医院が「インプラント治療」をしていますよ!と、広告・宣伝をしています。

 

中にはずいぶんと「安い費用」でインプラント治療を行っているところもあって、そんなのを見ると私などは、一体どうなってるんだぁ?? (ーー;)  と考え込んでしまいます。

 

いろんな意味でとても「一般的」に知られるようになったインプラント治療ですが、その治療を行う歯科医院、歯科医師のほうには一体、どのような「備え」が必要なのでしょうか。

 

皆さまもいろいろな歯科医院のホームページでの案内や広報をご覧になられて、「インプラント治療をしています」と言っていても、かなり「専門的」にインプラント治療に取り組んでいる医院と、「とりあえず」インプラント治療「も」していますよ、という医院に分かれている・・・という事に気が付かれると思います。

 

前者は当院のように、少なくとも年間にインプラント手術を100本程度以上は実施している医院さん、で後者はまぁ、多くても年間に10~15本程度の手術数が有る・・と言う医院様です。

この「差」は極端なのですが、実際にいろんなインプラントメーカーの「営業」の方にお聞きするとどうやらこのような状況であるらしいです。

いろんな医院からの「発注」の出かたでイヤでも分かりますからね。

 

実際のところ、普通のごく当たり前の、どこにでもあるような歯科医院の「設備」と歯科医師の「能力」ではこの程度の「手術数、年間20本前後以下」と言うのが本当のところかな・・と思ったり致します。

 

何故なら、それ以上の手術数を毎年コンスタントにこなして行こうと考えた時点から、医院側にはかなりの「本気度」が必要とされてくるからです。

これは歯科医師自身の「勉強・研修」、手術スタッフの「勉強・研修」、そして歯科医院の「設備・インフラ整備」などに莫大なお金が掛かる・・・ということであります。

 

では、インプラント専門医院である当院では、皆さまに安全なインプラント治療を提供していく為に一体どれくらいの「経費」が投じられてきているかと言えば、現時点で ざっと4000万円以上・・。

これはごく普通の歯科医院が一件、「開業」出来てしまうほどの額です。

しかも当然、まだこれからもジワジワと膨張していく(イヤな)予感がしています(笑)。

 

このようにまぁ、院長の「こだわり」・・というのもあるかも知れませんが、インプラント治療は一般的なほかの歯科治療と比較して、格段の経費がかかってしまうものなのです。

 

けれど、昔からの古典的な歯科治療ではとうてい実現出来得ない、患者様の新しい人生、未来を造り出していくことの出来る素晴らしい治療方法であると確信し、日々頑張っています!!。。

 

 

 

 

ハラハラ・ドキドキ!っ。。

本当に久さ方ぶりに内科を受診してきました。

少し「血圧」のことが心配だったので「アタリ」を付けていた近所の内科に行ったら、

 

・・ウチは「予約性」なので、・・と言って断られました。  えっ?! (>_<) 最近では内科も予約性?なのか・・・。(知りませんでした、だってどこにも書いてないんやもん)

で、「もうエエわっ」と言って(・・私は気が短い)、次のところへ行ったのよ。

 

次のところはちゃんと受け付けてくれました。・・・で、「実は予約性なんですが、なるだけ早く診ますね」、とカワイイ受付のお姉さんが言うもんだから、「はいはい、待ちます、待ちます」とわたし。。

 

うん、(ーー;)  コレはうちも気をつけなあかんなぁ・・などと思いながらいろんな意味で血圧上がる。

 

いつも行く「整形外科」ではあんまし緊張しないのだけど、どうも内科はイカンなぁ・・と思いつつ、これはやっぱし「歯科」に来た人はもっと血圧上がってるんやろなぁ、・・と日々を反省。

 

・・・先生から「じゃぁ、コレに毎日血圧測って記入しといてくださいね~」と頂いた冊子をはいはい~~っ、といいながら待合室に「忘れて」帰る。

ここでウチに来て「メガネ」を忘れて帰るヒトの心境にいたく、納得が出来ました。

 

やはり、時々は他のお医者さんにかかってハラハラ、ドキドキせなアカンという教訓を学んだ。

 

朝食付き!(笑)

来月初めにまた東京へ行くんですが、土曜~日曜の研修を受けてきます。

 

で、・・そうそうホテル・ほてる・・、、予約がまだやったぁ~・と言う事で昨日「楽天トラベル」の方から予約を入れておきました。

こんな時にはいつも「楽天」さんを利用してるんですけど、ホテル選び・・なかなか楽しくはあるのですが・・つまり、その~~結構迷ってしまいます。

 

条件としてはなんと言っても「朝食付き」!。

で和洋食!のヴァイキングを選びます。

ヴァイキング形式は一杯あるのですが、たまに「洋食・・つまりパン中心」だけ、というところもあるので注意、チウい・・なのです。

 

というのも、やはり朝は「のり、納豆、味噌汁」派なので・・ソレを食べてから「洋食」に行く・・と。

そして一杯並んで無いと機嫌が悪いので、やはりソコソコのホテルになってしまう。

 

この夏、札幌で学会があった時は駅前の「京王プラザ」にして結構良かったので今回は新宿の同じく京王プラザにしてみました。

内容、良ければまた報告いたしますね。 (^^♪

 

 

 

歯科医師国家試験

今、世間では「歯科医師過剰」が声高に叫ばれているので、それに答えて厚労省が行った対策が・・

「歯科医師国家試験」合格率抑制策。

 

とにかくこの試験が難しくなっているらしい。

歯科大学を卒業しても国家試験に合格出来なければ「歯科医師」になれないので、合格する人の数を少なくすれば「歯科医師過剰」問題はやがて収束に向かうだろう・・ ・・

いやはや、ホンマに「官僚」の典型的発想だと感じ入ります。

で、まぁこの施策が功を奏してこのところの国家試験の合格率は平均70%前後・・くらいですか?

国は、これをさらに難しくしていく方針らしいです。

30年くらい前、私らが大学を出たころではこんなものに「落ちる」人は余程ウンの悪い人か、はたまた試験を某に振るくらい学生時代に「自由を貫き通した」人、に限られておりましたが今では大きく事情が変わり、かつてのいわゆる「資格試験」から「選抜試験」へと捻じ曲げられてしまったようです。

 

このような事情から、街では歯医者も一杯あるし、高い授業料はらって6年間も大学行って、挙句国家試験も合格できなくて・・と言うようなことから歯科大学、歯科医師の人気は「急降下」チウ。

そして大学へは優秀な人材が集まらないのでさらに国家試験の合格率が下がる・・という悪循環。

 

しかし、コレだけは絶対に言えますが難しい国家試験に合格してきたからその人に歯科医師としての「センス・適正」があるのか、と言えば全くの無関係です。

個人的な感覚から言えば、むしろあまり「適さない」人材だけが「難関の国家試験」を乗り越えてくるような、そんな気がしてなりません。

 

もともと大学を出て初めて「現場」にでるような新卒歯科医師にとって、国家試験に出るような「重箱の隅をつつくような」マイナーな知識など必要なく、本当に身に着けていないとイカンのは「立体的な空間を識別出来る能力」と「思い通りに手を動かせる能力」。。

その辺に転がっている木のきれっぱしから鳥や魚の姿を削りだせる能力、複雑な塗り絵を精密に塗り分けられる根気よさ。

いわゆるそう言うような、有る意味「芸術的」な能力です。

他の「学問」は働きながらでも習得は十分に可能だが、このような基本的な資質はほとんどが生まれながらのものなので、後で教えてもらってゆっくりと・・というのはまず不可能だと思いますよ。

歯科大学の入学試験でも、卒後の国家試験でも、一番注目しなければならんのは学生たちのこのような能力だと私は思っています。

 

これは手術を日常的に行なう外科医師でも全く同じだと思うけど、彼らお医者さんは現場に出てからでも自分の適性に応じて、脳外科医や内科医・・小児科医や精神科医・・へとその専門を後で「選択」出来るのですが、歯科医師はもう「歯科医」をするしかないのですね、適正があろうと無かろうと・・。

 

そしてその結果、私は毎日患者さんのお口の中を眺め廻して・・「?????(無数のはてなマーク)」が飛び交うのですが、・・・「なんでこうなん?」「なんでこうなってるの??」、というわけです。。

 

わたしが見て思うのは、(上手い、ヘタではなく)本当にセンスのある歯科医師の手による治療、というものは20回に一度、有るか、無いか・・です。

パール歯科医院
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