<前歯の治療中に仮歯を付けたところ>
当院では結局後で捨ててしまうような、仮歯の完成度にもこだわります。
患者様は仮歯のことを「一時しのぎのための仮の差し歯」とお考えだと思いますが、私たちからすると仮歯はその後の成否を決める重要な「治療用の歯」なのです。
せっかく入れた被せ物に対して不安や不満を、例え僅かであっても感じて頂きたくないという事が当院のこだわりの一つであると言えます。
治療では、歯の詰め物や被せ物を製作する前段階で虫歯になってしまった部位やかたちを整える部分を削っていく事になります。
通常歯を削る際には「肉眼」で歯を見ながら削っていくことになるのですが、ここに大きな落とし穴があるのです。
例えば二つの点の距離を人間が識別できる限界は0.2㎜と言われています。(0.2㎜未満の距離であれば肉眼では二つの点を一つの点と認識してしまいます)
つまり人間の肉眼で行える作業の細かさには限界があり、いかに健康な歯質を残して虫歯の部分のみを削っていくか、いかに詰め物や被せ物にフィットするよう削っていくかという点で歯科医師の勘と経験に頼らざるを得ないというのが今までの常識でした。
その常識を変えたのが歯科用マイクロスコープ(手術用顕微鏡)の誕生でしょう。
このマイクロスコープを用いることで肉眼の20倍にまで視野が拡大され、ミクロレベルでの治療が可能になり、再発のリスクを大幅に下げることができるようになりました。
虫歯の穴を埋めるのは体の「外側」=体外の治療です。
一方、歯の内部に有る歯の神経の治療はその時点ですでに体の内側=体内の治療、処置となります。
ゆえに「歯内療法」とも呼ばれています。
世間ではこの部分がキチンと押さえられていない治療が多いように思えます。
町の開業医レベルの滅菌・消毒では滅菌レベルは完全とは言えないでしょう。
当院では「大学病院」レベルまで滅菌の「基準」を引き上げ、最大限にリスクを軽減することを達成しました。
また、歯の神経の治療は出来る限り少ない治療回数で終わらせる事が大事です。
何故なら治療の回数が増えれば増えるほど、治療中での「汚染・感染」の機会も増えてしまうからです。
当院では日本の歯科医院の平均的な治療回数の3分の1から少なくとも2分の1の回数で終わらせるように配慮をしています。
出来るだけ神経を取らずに治療が出来るかどうか?
これは難しい問題ではあるのですが近年のマイクロスコープを用いた精密治療や新しい薬剤の登場で、従来では不可能で有ったことでも今では昔よりも神経の温存が可能になってきています。
また逆にどうしても歯髄を除去しなければいけないのならば、これは完全に取り除かなければなりません。
この場合にもマイクロスコープはとても役にたちます。
歯の根の内部は個人差によりますが非常に複雑で、場合によっては根の途中で「側枝(そくし)」と呼ばれる枝分かれ部分(下記写真参照)が見られることがあります。
そのような部分まで治療を行うためには、非常に繊細な手技が必要とされます。マイクロスコープによって裸眼では到底見えない箇所を見通すことで、薬を奥にまで届けることができ、再発のリスクを最小限に食い止めることができるのです。
逆に下のレントゲンのように根管の先まで薬が充填されていない例も見受けられます。
このような場合細菌の殺菌処理が不十分で患部が再発する場合があります。
当院では最新の様々な知識・技術を取り入れて日々の診療に臨んでいます。
一般的に「歯周病治療」はとても時間のかかる、わずらわしい治療と思われているのではないかと私は考えています。
もちろんそれは、歯周病自体が「沈黙の疾患」と呼ばれているように初めのうちには大した自覚症状もなく、痛みも伴わないところからなかなか気が付かず、歯科で撮影したレントゲン写真によって偶然に発見されたり、あるいは突然に歯肉が腫れたりした時に診察を受けて見つかったり・・と言うように本人の気が付かない間に静かに進行していく病気であり、逆に言うと気が付いた時には中等度以上までに症状が進行してしまっている、そう言う現実が有るからではないかと思います。
そして残念な事にはこのような症状が進行した歯周病治療に対応出来る歯科医療機関が思いのほか少ない・・と言う現実もあるようです。
そのようなところでは、歯みがき指導をしたり表面の歯石取りを行っただけで後は「様子を見ましょう・・」と言う対応で終わってしまうことが多いようです。
しかし、これでは「本物」の歯周病は治りません。
実際にそのような治療?を受けてはみたが、自分では納得がいかなくて私どもにご相談に来られる患者様も多いのです。
わたしは自分の経験からも、一部の特殊な(遺伝的要因の絡んだ)歯周病以外は克服できる病気だと感じています。
ただ、基本的には「細菌感染症」ですので、歯周病菌のコントロールが難しいのです。
その時の患者さんの病態を把握せずに、通り一遍の治療を行っても良い結果は得られません。
そのためには、現在どういう種類の「病原菌」がどの程度の割合で、どのくらいの数で存在し、病気を悪化させているのかを知るために細菌検査を始めなくてはいけないと思うのですが、このような検査も一般的には行われていません。
当院ではリアルタイムPCR法と言う細菌のDNA情報を基にした検査を行い、患者さんの病原菌の種類と数を突き止めていきます。
歯周病の原因菌であるP.g菌、T.d菌、T.f菌の三種類の菌に対しての治療のアプローチとして、今までのように歯茎を切る方法で治療を行っていた歯周外科と呼ばれる治療法とは違い、薬と特殊な歯磨き液を用いた歯周内科と呼ばれる治療法を用い、原因菌を根本から取り除いていきます。
インプラント治療は「危険な治療」です。
歯科界の現状を知るものとして、声を大にして言いたいと思いますが、本当にいろいろな施設でキケンなインプラント治療が行われており、これはNHKの報道番組でも取り上げられ多くの国民の関心を引き付けました。
残念な事だと思います。
私はインプラント治療におおよそ30年近く昔の1985年前後の時代から関わり、臨床に応用してきました。
それを第一世代と呼ぶとすれば、21世紀に入り大きく進化した第二世代のインプラント、そしてさらに現代の第三世代のインプラントはさらに性能を向上させて、どんな場面でも安心して臨床に用いる事が出来るようになっています。今まさに「インプラント3.0」の時代へと進化したといえます。
しかし、昔ではごく一部の熟練した歯科医が極めて慎重に利用していたインプラントと言うものが、それ自体の進化によって今では「誰にでも」扱えるモノ・・になってしまった事は大いなる皮肉です。
十分な修練を積まず、基礎的な知識にも疎い人々がインプラントメーカの商業主義に踊らされ、自分の診療に取り入れようとする事例が増えてきています。
インプラント治療が「危険」であると言う理由がここにあります。
本来、正しく正確に利用すればこれ程優れた治療方法は他には無いだろう、と思えるインプラント治療ではあるのですが、一つ間違えればそれは大変に危険な治療となってしまいます。
では「何を」間違えなければ良いのでしょうか?
それは間違いなく、インプラント治療を行う歯科医師の「技量と倫理」です。少なくとも、治療の費用や通院の利便性だけではないと思います。
そのため当院では下記のようなこだわりを持ち、安心安全のインプラント治療に努めております。
海外で言われている「学説」と日本国内でのそれには結構、異なるものが有ったりします。
また、昨年と今年では「真逆」の説に変わってしまうような話もあります。このような事は年中、意識してアンテナを張り巡らして注意しておかないと分からない、気付かないような事でもあります。
私自身かなりの回数、専門学会に参加したり国内・外のセミナーに参加したりと言う事を繰り返しているので見えてくることも多いのですが、中にはそう言う「習慣」の無い方も居られます。
当院でのインプラント治療に関連したいろいろな設備、資産だけでちょっとした「歯科医院」が一軒出来てしまいそうな程の「費用・金額」が掛かっています。
インプラント治療の診断のために必要な「CTスキャン」も大東市では一番に導入しました。
また、おそらく「ピエゾ・サージェリー」と呼ばれる高出力の超音波で「骨の手術」を行う医療機器を導入したのも大東市内では一番早かったのではないでしょうか。
通常の骨外科では従来からの「回転式」の小さなドリル等が使われているのですが、ピエゾサージェリーの世界では超音波振動を利用したチップを使って骨を切ったり、削ったりしていきます。
この方法の良いところは、硬い骨は切れても「血管・神経」などの軟組織に傷を付けてしまう事が無い、という点です。
硬いものは切れても柔らかいものは切れないのです。
逆に、通常のドリルは周囲の軟組織を巻き込んでしまう事があるのでその点では危険であり細心の注意が必要で、ピエゾを使う事で手術の安全性が大幅に向上します。
「血液遠心分離機」は採血した患者さんの血液を14分間遠心分離をすることで最先端の自己生体材料を作り出すことが出来ます。
美容外科で人気のあるPRPは1993年に登場しましたが歯科ではほとんど役には立ちませんでした。その後、このアイデアは1999年にPRGF となりさらに2004年にPRFへと改良されました。
現在当院では2006年にイタリアで開発された「CGF」と言う最新のものを利用しています。
簡単に言うとこれは、患者自身の血液からつくられた「自己血液フィブリン・ゲル」の事です。
手術した部位や縫合部に適用することで組織の再生を大幅に加速させ、痛みを抑え、止血効果も有している優れものです。
そして2011年頃からはこのCGFにさらに応用を効かせたAFGと言う材料も併用するようになりました。
近年、一部ジャーナリズムで歯科医院の治療用器具の「滅菌」が不十分で、器具の使い廻しが行われている、と報道されました。
そこで、「オートクレーブ」と言う滅菌機器も多くの人に知られる事になったのかと思いますが、実はこのオートクレーブの「規格」と言うものは複数存在します。
現在では全国の歯科医院に設置されているオートクレーブはその97%が「CLASS N 」規格のものです。
ちなみに当院では「CLASS B 」のものを使用しています。
「CLASS N」のものではパイプ状の器具や複雑な形状をしているハンドピースという骨や歯を削る機械の内部までは滅菌できません。
また綿花や布のものも完全な滅菌は不可能です。
一般的に滅菌効果は器具の表面にのみ有効とされています。
これに対し「CLASS B」準拠のオートクレーブでは滅菌中に高温高圧の空気を複数回減圧・加圧を繰り返すことによって複雑な機材の内部にまで浸透させ、完全な滅菌を可能にしております。
このクラスB 準拠のオートクレーブの全国普及率がわずか3%・・というのは導入コストの高さと、維持管理のコストがかかってくるからかもしれませんが、97%の歯科医師の頭の中には「・・そこまでしなくても」と言う思いも有るのかも知れません。
ただ、日常の治療として数多くのインプラント手術を行っている当院ではそれを良しとせず、導入を決めました。
国民の高齢化に伴い、全身的な基礎疾患を有する方も多く血圧管理などの安全性にも注意を要する方が増加しています。
このような場合には「精神鎮静法=セデーション」と呼ばれる、患者さんの静脈から全身麻酔剤を点滴で入れることで、深い全身麻酔に入る手前の「鎮静状態」にコントロールし手術中の時間の経過や、不快感を取り除く方法が役に立ちます。
持病がある方に限らず、手術への恐怖感が強い方や緊張せずにオペを受けたい、長時間頑張るのは辛い・・と言うような方にもお薦めできる方法で、実際には1時間の時間がかかっても、術後にお尋ねすると5分か10分くらいかと思いました、と言うお答えが返ってきます。
執刀医がオペとセデーションの管理を一人で行っている施設も有るようですが、当院では安全性を重視し、このように大学病院の麻酔科と連携を組ませていただいております。
部分入れ歯や総入れ歯を使っておられる方の場合でも、咬み心地や安定感を大幅に向上させる、インプラント・オーバー・デンチャー(IOD)と言う方法もあります。
これは上顎の総入れ歯の場合には4本、下顎の場合は2~4本の少数のインプラントを利用して入れ歯をしっかりと固定させる方法で、小さな部分入れ歯の場合だとわずか1本のインプラントに助けてもらう事で安定性の高い、しっかりと咬める入れ歯を作製することが可能です。
当院での矯正治療への取り組み。
成人でも歯並びが悪くて上手くブラッシングが出来ずになかなか歯周病が改善しなかったり、せっかく治っても再発を繰り返す場合には歯列を矯正することで解決する場合も多いのです。
この場合には出来るだけ目立たない、歯の色に似せた装置を採用することで、審美性を大きく損なうことなく治療を進めることも可能です。
一部の歯が失われてしまった時、その前後の歯が傾いてしまっている場合があります。このような時にはその傾きを元の正常な状態に戻してからではないと、ブリッジやインプラントで歯を入れる事が出来ません。これを元通りに戻すためには矯正治療が必要となります。
治療部分の数か所の歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を取り付け、そこに細いワイヤーを通して少しずつ歯を動かしていきます。このような治療ではおおよそ数か月で良い結果が得られます。
患者さんのご希望は様々ですので、場合によっては前歯の目立つところだけの治療を望んでいる方もおられます。
そのような場合では全体の噛み合わせを診査した上で部分的な矯正治療が可能であればご提案させて頂いています。
現代ではインプラント治療が非常に発展してきたおかげで、必ずしも入れ歯に悩まされる事も少なくはなっていますが、それでも全身的な疾患や顎の骨の形態でインプラント治療が「最適」では無いと言う患者様もおられます。
また一時期、インプラントによって快適な人生を謳歌出来たとしても何かの事情で・・それは事故であったり新たな病気によってかも分かりませんが、インプラントを使い続ける事が出来なくなってしまった場合でも、インプラントに代わる出来るだけ快適な義歯を提供出来なければならないと考えています。
このような立場から、私はインプラント治療と同様に「義歯治療」も非常に大切な治療であると思っております。
当院では一般的な義歯治療にに加えて、樹脂(プラスチック)の部分をチタンという金属に置き換えた非常に薄くて軽い入れ歯や、部分義歯では入れ歯を固定する金具を使わない(支えの歯に負担もかけない)、非常に審美的な義歯もご提供出来ます。この方法ですと装着してしまうと義歯を使用していることが他からはほとんど分かりません。
またインプラント・オーバー・デンチャー(IOD)と言う方法もあります。
これは上顎の総入れ歯の場合には4本、下顎の場合は2~4本の少数のインプラントを利用して入れ歯をしっかりと固定させる方法で、小さな部分入れ歯の場合だとわずか1本のインプラントに助けてもらう事で安定性の高い、しっかりと咬める入れ歯を作製することが可能です。
「入れ歯が噛めなくて…」「せっかく入れ歯を作ったけど、合わなくて痛い」「今は総入れ歯だから、これをインプラントに変えたら金額が大変なことになっちゃう!」とお悩みの方はぜひ当院へ一度ご相談ください。
歯を白く美しくするホワイトニング治療では複数のホワイトニング剤を使い分け、効果的で極力痛みを感じない方法を取り入れております。
ホワイトニングでは最初に患者さんのご希望などを詳しくお伺いします。
どのような白さがご希望なのか、どのような範囲を白くしたいのか、他に終わらせておかないといけない治療がないかどうか・・などを確認したうえで、処置を始める前の「記録写真」を撮影いたします。
当院では日本歯科審美学会で「ホワイトニング・コーディネイター」の認定を受けた歯科衛生士が皆様を担当させて頂いております。
オフィスホワイトニングでは専門の器具で歯をキレイにクリーニングした後に歯肉の部分をジェルで保護し、ホワイトニング剤を丁寧に歯面に塗布していきます。
また、黒ずんだ歯肉の色を美しいピンク色に変えていく「ガム・ブリーチング」も非常に効果的です。
白い詰め物:19,000円~48,000円
白い被せ物:60,000円~140,000円
※その他保険での詰め物・被せ物の治療にも対応いたします。
検査費用込み:48,000円
※その他保険での歯周病治療にも対応いたします。
インプラント埋入手術費用:280,000円~
インプラント上部に取り付ける被せ物の治療
白い被せ物(前歯):60,000円~140,000円
被せ物(奥歯):45,000円~
部分的な矯正治療(前歯部のみ等):
150,000円~550,000円
全体的な矯正治療:
600,000円~850,000円
部分入れ歯:200,000円~
総入れ歯:320,000円~
※その他保険での入れ歯の治療にも対応いたします。
ティースクリーニング:3,000円~5,000円
たばこ等の着色を取り、歯本来の白さを取り戻せます。
トリートメントケア:3,500円
歯についたミクロの傷を埋め、ツルツルに磨き着色を付きにくくします。
オフィスホワイトニング:30,000円
医院内で行うホワイトニング法です。
ホワイトニングジェルに光を当ててより短時間で効果を実感頂くホワイトニング法です。
ホームホワイトニング:25,000円
ご自宅で行うホワイトニング法です。
メンテナンスもご自身でできるので、半永久的に輝く白い歯を得られます。
ガムブリーチング:5,000円
色素沈着や、タバコなどによる歯ぐきの黒ずみを取り、ピンクの健康な歯ぐきを蘇らせます。
ヒアルロン酸注入:26,000円~38,000円
(注射部位によって料金が変動します)
ほうれい線や唇などのハリを取り戻すことができます。
高濃度ビタミンC点滴:7,600円〜
歯周病の治癒促進、免疫力アップ、健康増進に効果があります。
プラセンタ注射(2アンプル):2,000円
免疫力を高めるとともに、自律神経の乱れを整えます。その他、歯肉炎の予防やアンチエイジングにも効果的です。
リップエステ(30分):1,000円
プラセンタ入り唇専用液を使ってマッサージし、保湿パックでふっくら唇に♪ 唇の縦シワ、くすみ、乾燥を改善します。
フェイシャルエステ(60分):5,000円
ほうれい線等のシワやシミ、毛穴の凸凹、黒ずみに効果が期待できます。
厳選された天然ハーブをお肌に導入し、ターンオーバーを3倍に加速させ、本来なら1カ月かかる皮膚再生を、自然の力で3~5日で行います。 メスを入れたり、注射をすることなく、100%天然のハーブとミネラルの力でニキビや毛穴、シミ・シワ・たるみを改善する自然療法です。
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一回施術
Herb Remedy&フェイシャルエステ
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二回施術
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