・・わずか、「700円」

直近の資料では日本国民に対しての「総医療費」のうちで、私たちの「歯科医療」に割り当てられている比率は全体枠のうちのわずか、7%ちょっと・・というデータがあります。

 

これはどう言う事かと言うと、国民の皆様が「健康保険料」を例えば1万円、国に納めた・・とすると、歯科の健康保険治療に割り当てられている「経費=費用」はそのうちのたった「700円」程度、と言う事です。

 

誰しも「保険料」を納めているのだから、どんな病気で病院に行っても、歯科医院に行っても「平等」に保険制度が適応されているはずだ・・とつい、考えてしまうしそのように思いたいですよね。

 

ところが実際は・・一般「医科」の保険のまかないに・・・「9300円」

・・・・・・・・・・・・・・・・  「歯科」への充当分は「700円」、と言う事になってしまってます。

このわずか700円、と言うか「7%」の予算で皆さんの「入れ歯・銀歯・差し歯・・抜歯、神経の治療・・歯周病の治療・・」など様々なことを政府からやらされているのが今の歯科医師たちの現状です。

 

実際に「歯科医学」は近年、どんどんと進化しています。 けれどそのような新しい技術や理論は全く今の「健康保険制度」には取り入れられてはおりません。

結果的に、一般的な国民は保険料を支払っているにもかかわらず、「昭和時代中ごろの治療水準」の歯科治療を「受けさせられて」いるのが現状です。

悲しいことに私たち歯科医も、いくら勉強してあたらしい知識や技術を研鑽しても、保険診療では「昭和の時代」のレベルでしか報酬を得られないので、勉強自体を諦めてしまった歯科の先生も沢山おられます。

 

これでいいのかなぁ・・?

わたしは自分が「患者」となった時にはこんなの絶対にイヤですので、毎日患者さんに「実情」をお話するように努めています。でも・・・、

 

いろんなハナシをしていると患者さんから「誤解」をうけて、この先生はホケンの治療をしてくれないのかな、と勘違いされる場面も少なくはありません。

そうではないのです、本当に患者さんの「利益」となる治療方法は保険診療以外のところにも一杯あるんですよ、・・ということをお伝えしたいだけなんです。

そういうことを知った上で、どのような治療を希望されるのかは全く持って患者さの「自由」なんです。

現在、こんな情報が患者さんサイドに十分に伝わっていない事・・を残念に思います。

 

 

 

パール歯科医院
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